令和7(2025)年度 駒澤大学教育後援会 会長就任の御挨拶
~学生の夢の実現に向けて~
会員の皆様には、日頃より教育後援会の活動に深いご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
令和7年度駒澤大学教育後援会会長に就任いたしました井垣達也と申します。歴史ある教育後援会の会長として、その責任の重さに身の引き締まる思いです。皆様のお力添えをいただきながら、誠心誠意務めさせていただきます。
はじめに、新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。これからの学生生活が、実り多く充実したものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。
教育後援会は、昭和34年(1959年)8月に「父母の会」として発足、今年で66年を迎えます。歴史ある当会の活動を相承していただいた、諸先輩と大学職員の方々には心より御礼申し上げます。
当会の目的は、「大学と家庭との緊密なる連絡を図り、教育的効果の向上に資するとともに、会員相互の親睦と福祉に寄与すること」です。在学する全学生の父母または保証人約一万五千人の方々を会員とし、大学と連携しながら、会員相互の親睦と学生の有意義な学生生活に向けてさまざまな支援を行う学外支援組織です。
運営については、会員より選出された委員が執行部・監査ならびに総務部・厚生部・文化部として、また五つの県支部(鳥取県・三重県・福岡県・熊本県・長野県)と共に連携して活動しています。
主な活動内容としては、学内奨学金・スポーツ強化助成金・食育支援事業・自然災害被災者支援など、さまざまな援助支援を行っています。昨年度「サークル活動奨励金」を新設、スポーツ推薦選抜適用外サークルの公認団体に対して奨励金を支給しました。その他では、学食のモバイルオーダー券売機導入やマイボトルウォーターサーバ増設等、環境整備・拡充をしました。今年度は、学食の混雑緩和に向けて、学食に隣接する「緑の丘スタジオ」内でのテーブル・椅子の設置や学生サロンの環境整備等に援助する予定です。
また会員の皆様が参加できる行事を行い、皆様の声を大学に届けることも私共の大きな役割です。全国で開催される教育懇談会は、学業成績や就職活動の相談など、大学の教職員の方々に直接相談できる貴重な機会となっております。秋の一泊参禅研修会では、建学の精神“禅の心”を体験することができます。来年1月の賀詞交歓会は、全国の会員の皆様が一堂に集まり、大学の教職員の方々も多数参加される交流の場となっていますので、ぜひご参加ください。
本学は、学生が自分の道を見つけ出すための “よりどころ” として、こころ・まなび・つながりを提供する大学です。学生一人ひとりがその個性を伸ばし、自分の見据えた将来の進路に向かって邁進し、それぞれの夢を実現できるように、教育後援会も大学と一体となって、会員相互のつながりを深め、学生と保護者の“よりどころ”となる後援会活動を目指します。皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。