萩原 義雄 記

世田谷区瀬田小学校などに、本学のAC陸上同好会の有志学生たち十名が走り方実践指導に参加しました。この企画は、昨年本学OBや世田谷スポーツ活動推進委員会のメンバーの後押しもあって実現したものでした。

AC陸上同好会には男女約百六十二名の学生が活動参加し、大きく区分すると長距離部門と短距離部門の二つに区分され、春合宿(千葉九十九里。東金陸上競技場)と夏合宿(菅平高原)を通して、両部門の相互合同で練習の基本ともいえる技能レベル、先輩・後輩、同期との交流などを通して共に学んできています。

ふだんの練習も織田競技場や大学に隣接する駒沢公園周回コースを使ってトレーニング活動を続けてきているメンバーです。こうした陸上同好会は各大学それぞれに存在し、時には合同で陸上トラック競技や一般のランニング・イヴェントなどにも参加してきました。また、個人枠で各々が大会にエントリーし、好タイムや最大力量の結果をこれまで樹立してきています。この同好会も他同好会と同じように、多くの先輩を世に輩出してきています。その先輩達と現役の学生とのふれあいも欠かさず続けています。四年に一度の節目の年である今年、三十五周年の記念の集いをこの秋に迎えようと目下準備の時を送っています。

こうした活動練習の寸隙ではあるのですが、地域の子供たちと直にふれあいながら、駒澤大学の学生であるおにいさん、おねえさんたちと子供たちとが年の差を越えて運動会の予備練習という機会を通して練習します。春と秋の運動会シーズンに併せて、身体をより健康な常態で動かすことを今後も地域との活動として継続できることを願っています。

この企画運営が円滑に進められた基盤には、本学の学生部の職員のご尽力も決して見逃せません。どうぞ、皆様の温かなまなざしで、今後もご支援いただきたく思うのです。

このように、寄稿できる吾人は、この会の現在部長をつとめさせていただいてもいます。新たなる駒澤力の推進となることを願ってやみません。

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※付記、写真撮影の記録は、当日参加した学生がアシストして撮影したものを借覧し、ここに載せています。現主将の高橋恵一くんを中心に、さらなるスポーツ活動の実践につながればと思っています。