第97回東京箱根間往復大学駅伝競走
この伝統ある駅伝がコロナウイルスにより
開催が危うくなると誰が予想できたでしょうか。
開催の有無は二転三転しましたが結果的には無事開催に漕ぎ着け、安堵したのも束の間
例年、復路のゴール付近で沢山の旗を立て選手を応援するのが厚生部の恒例でしたが残念ながら自粛となり各自、家からの応援となってしまいました。
私は自宅が沿道にあるという偶然に恵まれ、例年通りリアルに駅伝の熱気を感じる事が出来ましたが、殆どの保護者が自宅応援となり
厚生部の方々とは通信アプリで状況を報告し合うという厚生部初の応援スタイルとなりました。
1区 団子状態で走る選手達が自宅に近づいて来た事を知らせるヘリコプターの爆音が響き渡り、先導車が現れると一瞬で自宅前を駆け抜けて行きました。
2.3.4区 順位は激しく入れ替わり箱根駅伝最大の難所5区の箱根の山登り。
鈴木芽吹君(1年)が強い走りを見せ往路3位でゴール。
翌日の復路、6区で花崎悠紀君(3年)が3位スタートから2位に浮上。
花崎君は高校時代は競歩の選手だったそうで、長距離は高校3年からとの事。
今大会では、区間賞も獲得しました。
7.8.9区は2位をキープし、そのまま10区の石川拓慎君(3年)に襷は渡されました。
1位との差は3分19秒。
この差は、ほぼ優勝は絶望的。
ところが、残り2キロ付近で1位と並ぶと一気にスパートかけ余裕がある表情でゴール!
歴史に残る大逆転!
駒澤大学13年振りの優勝です!
石川君は区間賞も獲得するという二重の喜びでした。
その後も、次々とゴールする選手たち
それぞれの出場校に感動のドラマがあり胸を打ちました。 
この感動を繋ぐ為にも選手達が、不安なく思い切り練習出来る日が一日も早く来る事を祈っています。
最後になりますが、箱根駅伝の開催に携わった方々に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。