2024年10月26日(土)駒澤大学にて「長野県支部構内見学会」が行われました。昨年に続き2回目の取り組みで、総勢17名(うち、三重県支部2名オブザーバー参加)の保護者の方が参加されました。
今回の企画は、学生によるキャンパスツアー、医療健康科学部の施設見学、深沢キャンパス日本館での茶道体験などです。
当大学は首都圏以外からも多くの学生が入学していて、保護者の方々は、ある程度の頻度でお子さんの下宿先等へ訪れるそうです。しかし大学構内へ入ることは、警備上の問題もあり難しいので、このような機会はありがたいとのことでした。
最初に、KPS(Komazawa Promote Staff)の現役学生によるキャンパスツアーが行われました。種月館2Fから、5F「空のテラス」や最上階9Fに行き、さらに1F学生食堂、記念講堂、学生センター、新図書館など、限られたスケジュールのなか効率良く、楽しく見学することができました。
陸上競技部の大八木総監督の講演もタイミングよくその一部を拝聴することができました。選手育成の苦労や一昨年の三連覇の舞台裏など、貴重な話が聞けて幸運でした。
次に、学生食堂の地下にある医療健康科学部のリニアック室を見学しました。そこにはいかにも高額な機材が、PCやディスプレイに接続されていて、医療ドラマで見られるものよりも先進的でした。ガンなどの放射線治療に用いるもので、患部を確実に見極め、ピンポイントで放射線を照射する機材とことでした。このリニアック室は放射線が漏れないような厳重な構造になっていて、機材の大重量の関係で地下に設置されているそうです。「機材を活用した実習と、近隣の病院での研修、および国家資格に対応した座学の3つの柱により、真に現場で活躍できる技師を育成していきたい。」と藤田先生が説明してくださいました。
午後には深沢キャンパスに移動し、日本館の大広間にて茶道部による茶道体験をしました。2グループに分かれての体験です。1グループでは説明されたとおりに、お茶を点てて、左手で茶碗の底を支え、右手で時計の2時から4時への回転を2度行うという、例の作法を習い、お茶を味わいました。自分で点てたお茶は実においしかったです。生クリームが入っていないのに抹茶パフェのような、ふわっとした豊かな味わいでした。
2度目は茶道部の方が点てたお茶を味わいました。こちらの回では茶釜があり、お茶を点ててもらっている間に茶碗等についての説明があり、凛とした雰囲気なのが印象的でした。