教授コラム「愛語」
第217回|美学に誘う
2025年5月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 春を感じさせる桜花が日本列島を北上して、愈々、青森弘前を越えて北海道全域に到達する。そして、人もその美しき花々に魅了されてか、北の大地へと陸・空を問わず旅行する邦人。海外からの観光客の数も自ずから多くなっ …
第216回|人と人のデザイン交流
2025年4月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 現在・過去・未来の世の中を人はときに往き来する。時空間を超越し、やがては夢の御伽譚でしかなかった事物が現実のものとなっていくと実感する。日本の大阪では来月5月2日を以て、科学万国博が開催され、文化・科学・ …
第215回|「かげ」そして「かげ○○○」の語
2025年3月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 此れまで、「かげ○○○」型の熟語をと見ているのだが、他に「かげ(シャイン)───」は、「かげ姿見」「かげ写し」「かげ絵」といった類語表現の語が知られる。下位語になると、鎌倉時代の『曽我物語』には「おもかげ …
第214回|梅の花紅あり白あり
2025年2月3日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 東京の冬は北風は冷たく突き刺さるが、陽光は既に「初春」から「立春」らしく、北風が遮隔された陽射しの長々とあたる樹木空間では、紅白の梅の花が綻びだし、微かに仄かな匂いを漂わせ伝えていた。ところは、駒澤大学キ …
第213回|ゆき【雪】
2025年1月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 「〽ふれふれこゆきたんばのこゆき」という童歌が鎌倉時代の一三三三(元弘三年/正慶二)年、吉田兼好『徒然草』第一八一段に、 「『降れ降れ粉雪(こゆき)、たんばの粉雪(こゆき)』といふ事、米搗(よねつ)き篩( …
















