教授コラム「愛語」
第207回|とくさ【木賊】
2024年7月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 書きおくも文字こそ見えねわらひ草点して蓑のらはかたみとなれ この七月の時節に、風情ある家の門辺りに植えられた「木賊」のすんと直立して立ち連なる若翠色に目を寄せている。この植物だが、 平安時代の源順編『 …
第206回|スマホの進化現況と展望
2024年6月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 天候が晴れていても何時あやしき黑雲に襲われるのか突発性の風雨に見舞われることも、現代人が使いこなしはじめた「スマホ」に、お天気予報の地域毎に検知できるアプリがあれば、瞬時にその雲行きや気象状況を察知できる …
第205回|「晴れの風」と「清き風」
2024年5月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 此の時季、吾人は書庫の和本を取り出しては、一冊ずつ虫干しをする。其の時に何気なく文字や文言に目がとまる。ちょうど、『金光明最勝王経』〔十冊本〕卷十の「捨身飼虎」譚にとりかかった江戸宝曆年刊本の經本とはいえ …
第204回|素敵な旅立ちに贈る
2024年4月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 西暦二〇二四年四月が動き出す。大陸からは此の時季に黄砂が日本列島に飛来する。巨大な黄砂になると、あたり一面此の砂に蔽われてしまうこともある。西の空から列島各地にもたらされ大自然の営みに逆らわず凡てあるがま …
第203回|熟字便語
2024年3月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 春の凄風(セイフウ)が吹き荒れるなか、戸外を往き来することがめっきり堪える年齢がいつしか訪れる。此を老いと自覚するときと云うのかと思いつつも、地道にこつこつと活動していくと、喃喃蝶々(ナンナンチヨウチヨウ …
















