教授コラム「愛語」
第182回|さかひ【堺】【境】
2022年6月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 白川静『字通』に、「さかひ【堺】」の字について繙くと、 【古辞書の訓】 ①〔名義抄〕堺 サカヒ・サカフ・ケ ②〔立〕堺 サカヒ・ケ・カト 〔日本書紀、景行紀〕に「封堺」の語がある。 【同訓異字】 さかい …
第181回|藤の花心めぐり
2022年5月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 藤の花が例年より早く咲き誇りだしている。五月の連休が巡ってきて、四月に新たに大学の門をくぐったといえ、枝垂れ柳の下に幽かに遺る門跡のみであるが入ったことだろう。 陽射しが強くなればなるほど、戸外で過ごすひ …
第179回|天狗のたばかり【謀略】
2022年3月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 室町時代の古辞書に広本(文明本)『節用集』天部氣形門に、「天狗」の語を、 △天狗(テ ン グ)[平・平軽]ソラ、イヌ 魔類〔天部氣形門七一六頁3〕 とし、語注記に「魔類」と記載する。これを承けて、 ○魔( …
第178回|ハクザウス【白蔵主】
2022年2月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 室町時代の古辞書『下學集』〔文安元(1444)年成立〕の古写本である亀田本に、 ハル【春】異名 青帝。東君。青陽。麗景 時節 14④ ナツ【夏】異名 朱明。三伏 時節 14④ アキ【秋】異名 白藏。商天 …















