教授コラム「愛語」
第184回|—俳句の季語は如何に・・・—
2022年8月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 「マスク」、家電の「冷蔵庫」は、本来の季語の役割を果たせているのだろうかと話題になりそうな昨今の世情となってきている。「マスク」は、当にこれまで国語辞書を繙くまでもないが冬の季語、「冷蔵庫」は夏の季語と決 …
第183回|『峠』映画雑感ー夕陽に翔ぶ烏、古今集の一首他ー
2022年7月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 司馬遼太郎原作『峠』の映画化として、同題に副題付き「峠 最後のサムライ」六月十八日に新宿ピカデリー映画館七階劇場に観に行った。此の映画作品中での監督小泉堯史がこだわる自然風景観が初めから美しく捉え出されて …
第182回|さかひ【堺】【境】
2022年6月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 白川静『字通』に、「さかひ【堺】」の字について繙くと、 【古辞書の訓】 ①〔名義抄〕堺 サカヒ・サカフ・ケ ②〔立〕堺 サカヒ・ケ・カト 〔日本書紀、景行紀〕に「封堺」の語がある。 【同訓異字】 さかい …
第181回|藤の花心めぐり
2022年5月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 藤の花が例年より早く咲き誇りだしている。五月の連休が巡ってきて、四月に新たに大学の門をくぐったといえ、枝垂れ柳の下に幽かに遺る門跡のみであるが入ったことだろう。 陽射しが強くなればなるほど、戸外で過ごすひ …















