教授コラム「愛語」
第179回|天狗のたばかり【謀略】
2022年3月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 室町時代の古辞書に広本(文明本)『節用集』天部氣形門に、「天狗」の語を、 △天狗(テ ン グ)[平・平軽]ソラ、イヌ 魔類〔天部氣形門七一六頁3〕 とし、語注記に「魔類」と記載する。これを承けて、 ○魔( …
第178回|ハクザウス【白蔵主】
2022年2月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 室町時代の古辞書『下學集』〔文安元(1444)年成立〕の古写本である亀田本に、 ハル【春】異名 青帝。東君。青陽。麗景 時節 14④ ナツ【夏】異名 朱明。三伏 時節 14④ アキ【秋】異名 白藏。商天 …
第177回|たから【寶・寳・宝】
2022年1月7日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 二年のコロナ感染防止の社会活動が続き、新たな年を迎える季節がやってきた。虎年にもオミクロンなる新種株がジワジワと迫ってきている。僅かなワクチン接種の間隙を縫って、人々が社会活動をはじめんとする矢先にだ。マ …
第176回|咄咄咄力㘞唏(トツトツトツリキカキ)
2021年12月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 早、師趨の月が今年も巡ってきた。日本経済もコロナ禍からの脱出に動き出した矢先に、更なる新種のオミクロン株(スパイクタンパク質に約三十箇所)が世界各地から報道されはじめ、国内での水際防止対策が発動されたもの …
第175回|ことわざ「鳩を憎みて豆を作らぬ」
2021年11月2日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 国字本仮名草子『伊曾保物語』中卷第三六に、當時の常言に「鳩を憎みて豆を作らぬ」という。意味合いは、小さいことに拘り、大事なことを見失ってしまった結果、損することへの戒めとして珠玉なことばの一語として遺され …
















