教授コラム「愛語」
第177回|たから【寶・寳・宝】
2022年1月7日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 二年のコロナ感染防止の社会活動が続き、新たな年を迎える季節がやってきた。虎年にもオミクロンなる新種株がジワジワと迫ってきている。僅かなワクチン接種の間隙を縫って、人々が社会活動をはじめんとする矢先にだ。マ …
第176回|咄咄咄力㘞唏(トツトツトツリキカキ)
2021年12月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 早、師趨の月が今年も巡ってきた。日本経済もコロナ禍からの脱出に動き出した矢先に、更なる新種のオミクロン株(スパイクタンパク質に約三十箇所)が世界各地から報道されはじめ、国内での水際防止対策が発動されたもの …
第175回|ことわざ「鳩を憎みて豆を作らぬ」
2021年11月2日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 国字本仮名草子『伊曾保物語』中卷第三六に、當時の常言に「鳩を憎みて豆を作らぬ」という。意味合いは、小さいことに拘り、大事なことを見失ってしまった結果、損することへの戒めとして珠玉なことばの一語として遺され …
第174回|おくつ【奥津】とかき【柿】
2021年10月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 この「奥津」ということばを耳にしたことがあろうか。ちょうど、秋の収穫物が多種市場に出回って、吾人達の食卓にものぼろうとする季節を言い表すことば表現の一つなのだが、古くは『延喜式』に見えていて、その意味は字 …
第173回|猫鈴の議
2021年9月1日 教授コラム「愛語」
萩原 義雄 識 板井慶次郎編纂『雅俗故事新編』(一八八五(明治一八)年刊、上下二冊)巻之上〔四十三ウ10~四十四オ8〕に、 二五五【猫鈴ノ議】伊蘓普譚(いそつぷたん)に云ふ。鼠猫の為に捕らる。一日、群鼠集會し、防禦の策を …
















